膝が痛い時は上り坂先生に限る
こんにちは。おつまむです。また膝を痛めてしまったので、上り坂のレーニングを導入ました。
本当に、何回膝が痛くなるのかと。学習しないなと自分でも思いました。
今回膝が痛くなった理由は明確で、ランニングシューズとの相性が悪かった事と、ランニングの距離を伸ばした事で膝への負担が増えた事です。
ここ最近はLSD(ロングスローディスタンス)トレーニングばかりだったので、フォームが崩れたりしてしまったのも影響しているのかなとも。
という事で、本当は思い切って休んだ方が良いのですが、ランニングをしていて上り坂だけはなぜか膝が痛くないのですよね。
そして休んだら膝の痛みもかなり軽減されている。となると、やるしかないですよね。坂ダッシュ!
なぜ坂ダッシュ(上り坂)では膝が痛くならないのか?
今回は膝痛の治りかけに、上り坂先生にご教授いただくわけですが、なぜ坂ダッシュの際は膝が痛くないのでしょうか。
これは実際私が走っていて感じた事なので、参考程度に留めてほしいのですが、ランニングの際に膝を痛める要因って色々ありますが、特に影響が大きいのが、着地の際の衝撃をもろにくらってしまう事にあるのではないのかと思います。
上り坂をダッシュする際、膝が通常よりも前で着地するため、自分の体重の衝撃がそこまで加わらなくなり、膝への衝撃が少なるのではないのかと感じます。
また前傾の姿勢を自然に取ろうとするので、膝にブレーキがかかるようなフォームを取らなくなるのも、痛くない要因の一つではないのでしょうか。
足の外側の筋肉が固くなり動きが悪くなるランナー膝(腸脛靭帯炎)というのも膝痛の原因の一つです。
これは大殿筋との繋がりがとても影響しており、大殿筋をストレッチで柔らかくし、鍛えることで改善されると言われています。
坂ダッシュは走りの動作の中で大殿筋を鍛える事ができるので、体のブレを抑えられるようになり、ランナー膝の軽減にもなります。
早速坂ダッシュしてみた。今回の先生は北海道池田町まきばの家周辺の上り坂先生。
という事で、早速坂ダッシュをしていきますよと。
いつもは、400mの坂を2回ぐらい坂ダッシュするのですが、今回はとても良い坂をみつけたので、いつもとは違う先生に指導を仰ぎます。
それが、北海道池田町に位置する、まきばの家周辺の坂です。
このまきばの家へと入る坂から、風のひつじの丘展望台まで上ると、1.3キロぐらいの距離がありますので、今回は展望台を目指し上って行きたいと思います。
展望台までの道のりを画像で説明してゆく
それでは早速上っていきます。雪はありますが、路面ではほぼ出ているので行けるでしょう。
ちなみに鳥獣保護区だそうです。よーいスタート。
スタートしてすぐにまきばの家へ誘われますが、私は展望台を目指します。それなに傾斜が強いのですが、この辺は緩やかになっています。実はここの辺が休憩ポイント。早くない?
さてどんどん上っていきます。しっかり路面が出ているので走る事ができますね。
左側には羊がたっぷり収納されています。走っている時は必死なので見ていませんが、冬はあまりみませんね。
展望台まだ1キロだそうです。一応300mぐらいは消費したようです。ただ、喉とか肺が痛くて絶望。
おそらくゴールあの辺。いけるかな?とはいっても路面がでているので、行けるとこまで…というか上りきる満々ですがね!雪なんてあったら、まぁ上れないでしょうな!
と言ったそばから雪が。
これを華麗に避けていくぅ!からの…
絶望!ここから全部雪に覆われています。いや、雪が押しつぶされていて、滑りにくかったらワンチャン…
ワンチャンないですね。走れない事はないのですが、雪が押しつぶされる事なく固くなっているで、埋まるだけではなく、たまに埋まらないのでバランスがとりにくい!
それでも膝が痛くないのは、坂ダッシュの凄さ。てか絶望しかないのですが。
はい。諦めました。
おそらく人間以外の足跡がちらちら。この時期に人間が通ったのはワシだけかも。
距離は約700m。一回諦めて立ち止まって、もう一度行こうとしたが先が長すぎて心が折れていますね…もう一度行こうとしたところは評価してほしい。
まだちょっと歩いてみる。さっきのカーブを超えてもまだまだある…雪とか抜きでこれ上りきれるのかなぁ…
帰り道。反省会。
せめて1キロぐらいは行きたかったのですが、筋肉とか精神的な問題というより、喉と肺がヤバくて心が折れました。
とぼとぼと帰っております。それで気付いたのですが…
下り歩いているだけなのに膝が痛いw凄いですね。上りの坂ダッシュは。
上りは走っていて全く痛さを感じないのに、下りは歩いているだけで膝が痛いのですよね。
やはり坂ダッシュ(上り)は、膝が痛いときに効果的ですね。まぁ、生活に支障が出るレベルの時は休むのですけど。
足の接地が長くなるのでデメリットもあるのですが、長い距離のランニングをするこの時期は、重心がブレる事もあるので、坂ダッシュを入れてみても良いのかなと。
あと、今回膝が痛くなったきっかけは合わないランニングシューズを履いたからなのですが、今回はサッカニーのキンバルで行きました。
普段はもう少し思いランニングシューズで安定感をだすのですが、スピードに乗りたいトレーニングは、少し軽めの方が素早い接地が出来るので、正しく接地ができます。
そして、サッカニーの慣れたクッション性と履き心地。今回はこのキンバル一択かなと。まぁこのキンバル3世代ぐらい前なんですけどね。
次回はもう一度同条件でリベンジするか、それとも雪が完全に融けてからにするか。
できればもう一回同条件でどこまでいけるかやりたいですね。今回は雪有る無しにしても舐めすぎていました。