ネットで購入するメリットをご紹介したい…
こんにちは。おつまむです。足のサイズは非常にデリケートな範囲なので、ネットでスニーカー等の靴を買う事をためらっている人が多いとは思いますが、実は靴はネットで購入する方がおすすめです。
今回は、元靴屋店員の私がネットで靴を買う事をおすすめする理由や、購入の際の注意点等をご紹介していきます。
靴をネットで買う事をなぜおすすめするのか?元靴屋店員が解説!
私約3年間、靴屋で働いた事があり多くの経験をしました。私自身、靴をリアル店舗で購入する事はありましたが、当時から靴はネットで購入してました。なぜなら、靴はネットで購入する方が、メリットが多くあると実感していたからです。
当時、リアル店舗で購入する際のメリットと言えば、靴屋の店員だったから新作のスニーカーが少し安く買う事ができるぐらいしかなかったのかなと思います。ネットで靴を買う際のメリットは…
②会社の「買い付け事情」に振り回されないので、欲しい靴が選べる
③欲しいサイズを選ぶ事が出来る
④店員さんに話しかけられないから快適な商品選びができる…等々
最近のネットでの靴の価格は、リアル店舗との差は少なくなってきましたが、直営店が増えた事で古い商品は思い切った値引きをしており、掘り出し物を見つけ出す機会が増えたので、結局「ネットの方が安い」というイメージはほぼ変わりません。
また、会社が買い付けていない靴を取り寄せようとすると、メーカーが余している「フリー在庫」から引っ張る事になります。
ですが、このフリー在庫の数が少ないので、その靴屋が買い付けていない商品は、新作であっても取り寄せする事が難しいのです。
しかし、ネットでは様々なショップが集まっているので、靴屋の「買い付け事情」に振りまわされる事なく、自分が欲しいと思った一足を手に入れる事が可能なのです。
ネットでは様々なショップが集まっているという事は、自分にあった靴のサイズを選ぶ事ができます。
リアル店舗の靴屋は、端サイズを切り、売れるサイズのみしか入荷させていない店舗もありますし、売れサイズだとしても在庫が2-3つ程度。
今はどの靴屋も自分のネットショップを持っているので、そのリアル店舗のオリジナル商品でも、全国の店舗の在庫から欲しいサイズを引っ張る事も可能です。
ですがネットショップで靴を買う際にはデメリットも生じます。このデメリット=注意点となっており、注意点さえしっかり克服すれば、ネットで失敗しない靴の選び方が可能です。
それでは、次からネットで靴を買う際に注意しなければいけないポイントを解説していきます!
失敗しないネットでの靴選び!失敗しない為の2つの注意点!
ネットで靴を買うメリットが多い昨今、ネットでの靴選びはメリットだけではありません。デメリット(注意点)もあります。
ですので、この注意点をしっかりと理解し、克服すればネットで失敗しない靴の選び方ができるのではないのでしょうか。
ネットでの靴選びにおいてのデメリット(注意点)は以下の2点です。
②機能性が分からない
ネットでの靴選びにおいてのデメリットは大きく分けてこの2つのポイントではないのでしょうか。
もっと細かく言えば、カラーの雰囲気が分かりにくいと言った点もありますが、最近はメーカーのホームページでかなり綺麗な画像を後悔しており、カラーの雰囲気が分かりやすくなっているので、こちらでは除外しました。
「サイズ感」と「機能性」は、実際に履いてみないと分からないポイントなので、このデメリットを克服するのは難しそうに感じます。
そういったデメリットを100%克服する事はできませんが、大幅にデメリット(注意点)を克服することができます。
では次から、ネットで靴を買う際の2つのデメリット(注意点)を詳しく解説しながら、克服方法についてもご説明していきます。
ネットでの靴を買う際に一番重要なポイント「サイズ感」
ネットでの靴買う際に最も注意すべき点ともいえるのが「サイズ感」です。サイズ感はメーカーによって異なりますので、最も注意すべきポイントといえるのではないのでしょうか。
ネットでの靴を購入する際は以下のポイントを抑えておくと、サイズの選び方が楽になります。
②スニーカーはサイズ感が小さめ、革靴はサイズ感が大きめという事を理解する
③サイズの基準となる靴からサイズを選ぶ
まずは、自分の実寸をしっかりと把握する事が大事です。私のサイトでもご紹介していますが(★靴を正確に履く為のポイントは?足のサイズの測り方や選び方等を一方的に接客する。[元靴屋のひとりごと])自分の実寸を確認するのは難しくありません。
基本的には縦幅の実寸サイズ+1.0がベストな靴の選び方です。そこから、ワイズ(横幅)が2E以上の幅広であるなら、実寸+1.5cmまでサイズを伸ばしても問題はありません。
実寸より2.0cm以上大きい靴はおすすめできませんが、運動靴や作業靴など足に影響を与えない靴であれば、大きく履いてもいいのかなとも思います(自己責任で)。
また靴の種類によってサイズ感は全く異なります。スニーカーは基本的にサイズ感が小さめです。スニーカーのサイズ感はどちらかというと「ワイズ」が狭いといえます。
フォーマルな革靴やブーツ等に関しては、縦幅も横幅も大きいです。また革靴の素材に天然革を使っていると横幅が伸びるので、多少小さくても自分の足にしっかりフィットします。
革靴を選ぶ際は、実寸+1.5cm以上はおすすめできません。実寸より0.5-1.0cmがベストといえます。また、「革素材のスニーカー」もサイズ感が大きい傾向にあるので注意が必要です。
靴をネットで購入する際に実寸を理解し自分に合った靴を購入するというのが一番重要なポイントですが、それでも不安な場合は、現在自分が履いている靴を基準に考えてみる事をおすすめします。
基準にしやすい靴として一番便利なのが王道スニーカー「コンバース・オールスター」です。コンバースオールスター(ネクスターでも可)は多くの人が所持している定番なスニーカーで基準にしやすい靴です。
コンバースオールスターのサイズ感は、縦幅が少し大きめで、キャンバス生地を採用しているのでワイズが小さめです。
そして、コンバース・オールスターのサイズ感は殆んどのスニーカーと当てはまりますので、スニーカーを購入する際はコンバースオールスターと同サイズを選択するのがおすすめです。
革靴は、オールスターより約0.5cmサイズを落として購入するのがおすすめです。自分自身のワイズが狭く、オールスターをピッタリのサイズで履いているのであれば、縦幅のサイズ感はオールスターも革靴も変わらない事が多いので、「同等」のサイズがおすすめです。
また靴によってはワイズ4E相当や3E相当等、ワイズが明記されているものもあります。通常のスニーカーのワイズはせいぜいD-Eぐらいです。幅広のワイズ表記されているのは、革靴とサイズ感が同等と考えて問題ありません。
失敗しない靴の選び方において「機能性」も注意すべき重要なポイント!ネットでのレビュー等を参考に!
ネットで靴を購入する際、実際に履いて確かめる事ができないので、どの様なフィット感か?クッション性は?等々の機能性が分からないのもデメリットといえます。
機能性についは、リアル店舗で履いて確かめたいところです。また靴は実際に1-2日履いてみないと分からない部分があるので、その分からない部分を店員さんにアドバイスしてもらえるメリットがリアル店舗にあるのでは?と思う人が多いと思います。
しかし「分からない部分」の機能性を靴屋の店員さんが理解しているのか?と言われれば、約7割の店員さんは詳しい知識を持ち合わせてはいないと感じます。
ですので「詳しい機能性を店員さんに聞く」という点については、納得できる回答を得るのが難しいのです。
実際に履いて確かめる事は出来ませんが、ネットでのレビューや、靴の事を詳しく説明しているブログや動画は世の中に多く存在します。
「機能面」においては、実際に履いて確かめる事はできませんが、「詳しい機能面」においては店員さんのアドバイスより、ショップでのレビューやブログ・動画の方が参考になる事が多いので、ネットでの購入の方がある程度の詳しい機能性の事を知る事ができます。
あと人見知りの人は店員さんに聞きづらいですし、逆にグイグイこられても嫌ですしね。自分の知りたい機能をストレス無く得る事ができるのも、ネットで購入するメリットといえます。
一方でやはりしっかりと試し履きをして機能性を確かめたいという人もいます。その場合はリアル店舗で試し履きをする等、店舗を上手に利用して購入する事をおすすめします。
特に”スニーカー”はネットで買うと大きなメリットを得る事が可能!
ネットで靴を購入する際は実際に靴を試し履きが出来ない為、「サイズ感が分からない」や「履き心地等の機能性が分からない」の2つの問題が出てきます。
ネットで靴を購入する際は、どの靴にもこの2つのデメリット(注意点)が付きまといますが、スニーカーは比較的このデメリットの影響を受ける事が少ないといえます。
理由は、スニーカーのサイズ感が安定している事と、サイズのレビューをする際も、違うスニーカーを例にしてレビューしれくれる人が多いからです。
また、長く続くスニーカーブームで、機能性についてもレビューや詳しく説明している動画・ブログ等のコンテンツも盛んで、情報も得やすいのもスニーカーならではの特徴といえます。
そもそも、靴屋にいた時からスニーカーの接客はサイズを出す事や注文の問い合わせが殆んどでしたので、元々スニーカーがそこまで接客がいらない分野ではあるのです。
スニーカーは多くの人気ブランドが多くの種類のモデルを発売しています。靴屋が買い付けをしていなければリアル店舗にない事も多く見受けられます。
サイズ感や機能性が比較的分かりやすいスニーカーは、メーカーHPを見たり、SNSで見て在庫がなくなる前にネットで購入する事をおすすめします。
便利でおすすめのサイトを活用し快適なネットショッピングを!
こちらでは、ネットで靴を購入する際の注意点・失敗しないネットでの靴の選び方をご紹介しました。
靴をネットで購入できない注意点は、やはり「履けない」というのが大きなポイントになっているのではないのでしょうか。
ですが、最近のネットショップではサイズがもし合わなかった場合、片道の送料代金のみで返品をしてくれるショップも増えてきています。
さらに、今は靴をネットで購入する動きが活発になってきおり、便利なサービスを提供しているショップがあります。最後に、靴を買う際に強い味方になるネットショップをご紹介します。
[ロコンド]
靴のネットショッピングにおいて、センスの良い靴を多く取り揃えている「ロコンド」。ロコンドは条件付きではありますが、殆んどの靴のサイズ交換が「完全無料」となっています。
片道の送料代のみの交換返品を対応しているショップはありますが、これだけの靴を取り揃えながら、返品交換を無料なショップは多くはないのでしょうか。先ほども申し上げましたが、様々な条件を満たしていないと、無料の返品交換はできません。
https://www.locondo.jp/shop/contents/about/
[プライム・ワードローブ]
アマゾンの返品交換ができるサービスです。プライム会員の方に限るサービスで、サイズ違いや色違いの商品をまとめて取り寄せ、気に入った商品のみを、無料で返品する事ができます。
返品方法も簡略化されており、簡単にサービスを受ける事が可能です。こちらもプライム会員等の条件がありますので、しっかり注意事項を把握しましょう。
https://www.amazon.co.jp/Prime-Wardrobe/b/?ie=UTF8&node=5429200051&ref_=topnav_storetab_tbyb_l0
[zozoタウン]
ファッションの大手ネットショップ「ゾゾタウン」。ファッションアイテムに対して、様々なサービスを提案する会社ですが、ネットショップで靴を購入する際のサービスも画期的でおすすめです。
ゾゾタウンでは「ゾゾマット」というアイテムを提供しております。ゾゾマットはミリ単位で顧客の足を3D計測し、おすすめのサイズを提案してくれるアイテムです。
さらにサイズの提案だけではなく、対象のシューズとの相性度も提案してくれるので、安心したネットでの靴選びが可能です。
https://zozo.jp/zozomat/
この様にネットで靴を選ぶ際の注意するポイントを解消してくれるサービスが世の中には多く存在します。
リアル店舗を全て否定はしませんが、今現在はネットで購入するメリットの方が断然多いといえるのではないのでしょうか。
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