サッカニーランニングシューズ「KINVARA 9」を購入!サイズ感や履き心地について解説![元靴屋のひとりごと]

靴雑談

こんにちは。おつまむです。今回は、私のランニングライフの中で気になっていたランニングシューズがあったので、実際に購入してランニングしてみました。

それは「サッカニー」です。今回購入したのは、セールになっていたサッカニーのランニングシューズを見つけました。それが今回ご紹介する「KINVARA 9」です。

現在キンバラは11まで発売されており、2つモデルは下がりますが、サイズ感やおおよその履き心地の参考になると思います。

キンバラ購入の参考にも、サッカニーのランニングシューズにも参考にもなると思いますので、是非最後までご覧ください。

サッカニーランニングシューズ「KINVARA 9」はどんなランニングシューズ?

そもそも今回購入した「KINVARA 9」とはどの様なシューズなのかをご紹介します。

現在サッカニーの靴自体が、ABCマートが殆んど独占しておりますので、正しい詳細はABCマートの紹介文を見る方が良いかもしれません→https://www.saucony-japan.com/performance/s20418-5/

こちらではかいつまんでご紹介します。



アメリカ最古のランニングシューズブランド「サッカニー」。歴史あるサッカニーのランニングシューズは実力も伴っており、特にキンバラのシリーズは数々の賞を獲得してきたモデルです。

そのキンバラの9代目モデルです。サッカニーのランニングシューズで特徴的なクッション機能「エバラン」を採用したモデルです。

前作はミッドソールのヒールのみに搭載されていましたが、9代目はより多くのエネルギー反発を実現させる為、トップソールにも採用されています。

アッパーには「FLEXFILM」を採用する事で快適なフィット感を実現。「INTERNAL STRAP SYSTEM」で中足部にホールド感を実現する事で安定性も向上しております。

さらにドロップの高低差を4mmに設定しているので、自分自身の本来の蹴り出しを実現。ステップアップしたいランナーやフルマラソンでサブ4を目指したい中級者向けのモデルといえます。

(ドロップについて→★ランニングシューズを選ぶ際に「ドロップ」は気にすべき?気にしなくても良い? [元靴屋のひとりごと]

現在のキンバラは「エバラン」よりエネルギーリターンと耐久力が向上した「パワーラン」を採用しています。



サッカニーランニングシューズ「KINVARA 9」の個人的評価

「KINVARA 9」で5キロを数回ランニングしてみましたので、個人的な評価を述べていきます。

まず、いきなり結論を申し上げます。こちらのキンバラ9は、2つモデルが落ちているモデルという事で税込み価格1,650円で購入できました。

本来の上代は8500円+税です。走った感想から申し上げますと、本来の本体価格8,500円と見合う機能性は持ち合わせているどころか、それ以上の機能性を誇ります。それが1,650円で購入できたわけですから、コスパはかなり良いです。



どの様な部分が良いかを、先ほど紹介した機能を基に解説いたします。

まずはサッカニーのランニングシューズに備わっているクッション「エバラン」。9代目のこちらのモデルは、かかととトップソールに備わっているのですが、そもそもクッション素材が2つ装備されていて1万円切りはかなり魅力的です。

クッション性については、クッション性と反発性を兼ね揃えた、トランポリン効果の様なクッションですが、どちらかというと、アシックスのゲルに近い「衝撃吸収型」のクッション性です。

着地の衝撃を推進力にしますが、かかとではそこまでの反発性を感じる事がなく、守られているなという感じがあります。



トップについているエバランは反発性・クッション性両方を感じる事が出来るので、トランポリン効果を持ったクッション材なんだなと感じました。

さらに持続性が高く、特にトップ側のクッション性・推進力(反発性)は常に感じながら走る事が出来ました。

そして私が最も驚いたのが中足部をホールドする機能。内・外のアーチがしっかりサポートされている感じがあり、スムーズな蹴り出しができるなと実感しました。

中級者向けですので、初心者にはおすすめできませんが、このランニングシューズはサポート性とドロップ4mmの低ドロップを採用しているので、自分が今どの様な走りをしているかを実感できます。



ですので、バランスが悪い所にダイレクトに疲れや痛みがでます。私の場合は左膝と下腿。そして下り坂でのバタつきも実感できたので、体幹等を含めた上半身の筋力不足も感じる事ができました。

初心者の方は、ちょっとしたスピード練習の時に持っておきたいサブの一足としておすすめです。

サッカニーのランニングシューズのサイズ感を徹底的に解説

次にサイズ感です。私の足の実寸は縦が約23.0cmのワイズがEです。サッカニーのスニーカーは小さめですので、実寸プラス1.5cmの24.5cmを購入しました。普段のランニングシューズは、実寸+1cmです。


サッカニーのランニングシューズのサイズ感は思っていたより大きいという感じがしました。しかし、普通のランニングシューズのサイズ24.5cmよりはサイズ感が小さいです。

サイズ感について、普段履いているアシックスのランニングシューズ(24.0cm)と比べてみました。

まず横幅ですが、サッカニーはサイズ感が小さいイメージがあるので、アシックスの24.0cmとサッカニーの24.5cmの横幅は同じぐらいかなと思っておりましたが、普通にサッカニー24.5cmの方が余裕があります。

次に縦幅について。アシックス・サッカニーのランニングシューズを履いた状態で、足先まで何センチ余っているかを計測。



アシックスのランニングシューズは、ちょうど1cmの余裕がありました。24.0cmの靴ですので、表記通りといった所です。

では次はサッカニーの24.5cmはどうでしょうか。表記通りですと1.5cm余りますが、こちらは1.3cmの余りと2ミリ小さめでした。

これは、海外のサイズを無理やり合わせているから仕方ない事なのです。縦のサイズ感が小さいのも、サッカニーのランニングシューズは小さめと言われる要因の一つではないのかと思います。



しかし、縦幅2ミリ程度の短さであれば、横幅さえ合えばサッカニーのランニングシューズでも普段通りのサイズ選びで問題ありません。

そこで24.0cmのサッカニーのランニングシューズを購入しました。キンバラとは違うモデルですが、特に幅広の表記がないので、ワイズは同等と思われます。

ではアシックスのノーマルワイズと比べた時の横幅のサイズ感を比較します。横幅のサイズ感に関しては、意外にもアシックスのノーマルワイズとそこまで変わりません。

しかし、メッシュの伸びが感じられないので、私の様な「少し幅広」の人には問題無く履けそうですが、幅広の人は普段のランニングシューズより0.5cm上がおすすめです。

恐らくワイズ2E以上の人は履く事が難しいと思われます。靴のサイズ選びについてはこちらから→(★靴を正確に履く為のポイントは?足のサイズの測り方や選び方等を一方的に接客する。[元靴屋のひとりごと])

サイズ感については人それぞれで感じ方が違います。ABCマートでは購入できる店舗が限られてしまいますが、オンラインでは交換対応(送料はお客様負担)ですので、オンラインで自分だけの一足を見つけてみてはいかがでしょうか。



サッカニーランニングシューズ「KINVARA 9」の後継モデルにも注目!

現在サッカニーのキンバラは11まで発売されております。エバランより推進力が進化したモデルですので、気になった方は是非履いてみて下さい。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

レディース 【Saucony】 サッカニー WMNS KINVARA 11 TO…
価格:10395円(税込、送料無料) (2020/9/24時点)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【Saucony】 サッカニー KINVARA 11 キンバラ 11 S2055…
価格:9405円(税込、送料無料) (2020/9/24時点)

また前足部に余裕を持たしたモデルです、幅広の人にも対応可能なモデルです。4E以上の方にはおすすめできませんが、恐らく3Eまでは対応出来るのではないのでしょうか。




★ランニングシューズを選ぶ際に「ドロップ」は気にすべき?気にしなくても良い? [元靴屋のひとりごと]

★厚底シューズに注意!厚底シューズを知って正しく履きこなそう![元靴屋のひとりごと]

★アシックスの「ゲル」と「AMPLIFOAM」を採用したランニングシューズGEL-EXCITE 6レビュー [元靴屋のひとりごと]

★靴を正確に履く為のポイントは?足のサイズの測り方や選び方等を一方的に接客する。[元靴屋のひとりごと]



ついったー→★元靴屋店員で元リサイクルショップ店員で、今スーパーの肉屋の人(おつまむブログ)