ランニングシューズを選ぶ際に「ドロップ」は気にすべき?気にしなくても良い? [元靴屋のひとりごと]

こんにちは。おつまむです。最近ちょっと気になるランニングシューズを購入しまして、実際に走ったレビュー等をブログ化しようと思っていたら、気になるワードが。

そのワードこそが題名にある、ランニングシューズの「ドロップ」です。ランニングシューズを選ぶ際にこのドロップは重視すべき点なのかどうかを、今回は私見を述べよと思います。




ランニングシューズのドロップとは?

そもそもランニングシューズの「ドロップ」とはなんだ?という事から。

ランニングシューズのドロップは、カカトの高さ(頂点)とつま先の(接地する一番高い場所)の高低差を指します。

この高低が大きくなればなるほど、かかとが高くなるので、足が自然と前へ振る事が可能となるのです。



高ドロップのメリット・デメリット

かかとが高く高低差があるのを「高ドロップ」逆に高低差が低いのは「低ドロップ」といいます。

高ドロップシューズは、足を前へ前へと振ってくれるので、体への負担を少なくスムーズな体重移動が可能です。

しかしながら、操作性能が悪くなりますので、スピードに乗りづらく、着地するポイントがかかとの内側に寄り過ぎている、または外側に寄り過ぎていると、オーバープロネーションやアンダープロ―ネーションを悪化させます。


低ドロップのメリット・デメリット

低ドロップの場合だと、高ドロップの様にオートに動く事が少なくなりますので、ランニングシューズの操作性がしやすく足全体で力強く蹴る事ができます。

ですのでスピードに乗りやすいですし、機能性がある中敷きを入れる事で正しい走りを身に着ける事も可能なのです。さらに操作性がしやすいので、かかとから入る走りも、フォアフット走法と呼ばれる足の中足部から入る走りも可能です。



ですが強く蹴る力が必要ですので、筋肉・下腿への負担が高くなります。また、強く蹴りだすという事は、強い衝撃を体に受けるという事と同義ですので、関節への影響も気にしないといけません。

タイムを出したいランニングシューズである、レーシングシューズや最近話題のヴェイパーフライ(ヴェイパーフライは0ドロップ?)は基本的には低ドロップで設計されています。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ZOOMX VAPORFLY NEXT% ナイキ ヴェイパーフライ ネクスト%
価格:32980円(税込、送料無料) (2020/9/17時点)

ランニングシューズの選び方で高ドロップ・低ドロップは気にすべき?

ここで本日の話題。ランニングシューズの選び方で高ドロップ・低ドロップは気にすべきかどうなのかですが…そこまで気にする必要はありません。

先ほどのメリット・デメリットを踏まえた上で、高ドロップのランニングシューズの方がデメリットがあるにしろ、初心者ランナーに優しいですし、低ドロップのランニングは中級者以上のランナーにおすすめである事は明白です。



なので、各メーカーのランニングシューズ、初心者ランナー向けなら高ドロップに、スピードを出したい人向けであれば低ドロップでつくられています。

例えば常識を覆してくるスポーツブランド「ナイキ」ですら、高ドロップ・低ドロップの使い方は他のブランドと一緒です。

つまり、高ドロップのモデルのランニングシューズは体に優しい機能がついているモデルで初心者や安全に走りたい方向け。

逆に低ドロップのモデルは、タイムを求めたい中級者や上級者向けに装備されているという事です。


例外もあるので注意。

初心者向けならば高ドロップに、中級者以上向けなら低ドロップに作られていますが、例外のモデルもたまにあるので注意を。

その例外を今回たまたまみつけたのでご紹介を。
[GT-4000]

引用:優れた安定性とサポート性を併せもつ長距離ランニング対応モデル。ミッドソールの内側に搭載されたDUOMAXが、過度な内側への倒れこみを抑え、優れた安定性を発揮。オーバープロネーション傾向のランナーの足元をサポートします。幅広の設計も安定性の向上に寄与。さらに中足部に搭載されたGUIDANCE TRUSSTICが、着地から蹴り出しまでスムーズな足運びを可能にします。また、フィット性を高めたアッパーの採用により、快適な履き心地を追求しています。日頃の習慣としてランニングを楽しむ人から本格的なマラソンランナーまで対応する一足です。

引用:https://www.asics.com/jp/ja-jp/gt-4000/p/1011A163-401.html?width=STANDARD

長い距離を走る人向けの中級モデルではありますが、習慣として楽しめるランナーにもおすすめ出来るとの記載があります。

このランニングシューズの最大のポイントは「安定」です。

内側にかかとが倒れ込む「オーバープロネーション」。日本人はオーバープロネーションの人が多く、このオーバープロネーションの人サポートする人の為に、内側に「DUOMAX」を採用しています。さらに、スムーズな足運びを可能にする機能を中足部に搭載。

これらの安定性を発揮させる為には、操作性が悪い高ドロップより、低ドロップの方が望ましですよね。

またアシックスの機能である「ゲル」を採用しているので、クッション性が非常に高く、低ドロップでも体にかかる負担は少ないのです。

まぁ、アシックスの技術が凄まじいので、初心者向けでも低ドロップ気味のモデルは結構あるのですけどw


初心者ランナーは低ドロップランニングシューズを履いてはいけない?

ここでは、ランニングシューズを選ぶ際に「ドロップ」は気にすべきどうか、私自身思う事をご説明しました。

結論は、初心者モデルなら高ドロップ設計になっているし、中級者以上向けであれば低ドロップ設計になっている事が多いので、そこまで気にしなくて良いという事です。

では初心者ランナーは「低ドロップ」のモデルを選んではいけないのかどうか?

私は、怪我のリスク(体重が重い・過去に運動経験があり怪我をした事がある等)がない場合は選んでみてもいいのかなと思います。



勿論、いきなりレーシングタイプを選ぶとか、いきなり5キロ以上走ったりしないという事が条件になります。

しかし、怪我のリスクがなく等の条件をクリアできる初心者はそうそういません。

という事で、初心者ランナーは高ドロップの初心者向けランニングシューズがやっぱりおすすめなのです。


その他のひとりごと。(内部リンクは基本ですね☆)

★アシックスの「ゲル」と「AMPLIFOAM」を採用したランニングシューズGEL-EXCITE 6レビュー [元靴屋のひとりごと]

★レディースの普段履きに「ランニングシューズ」がおしゃれでおすすめ! [元靴屋のひとりごと]

★???「コンバース・オールスターを履くと足が痛いのです…」元靴屋店員ワイ「うーん…諦めましょう!」 [元靴屋のひとりごと]

★靴を買ったらおすすすめされる「防水スプレー」防水スプレーって本当に必要? [元靴屋のひとりごと]

ついったー→★元靴屋店員で元リサイクルショップ店員で、今スーパーの肉屋の人(おつまむブログ)