2014年にダヴィンチとニコニコが創設した「次にくるマンガ大賞」。
2014年に創設されてからユーザーから「次にくる」と思われるマンガのエントリーを受け付け、そのエントリー作品からノミネートされた作品から、ユーザーの投票を行い大賞が決定します。
私はニコニコ漫画のアプリハードユーザーで、様々なマンガを読んでいます。その中から次にくるマンガ大賞2020にノミネートされた作品(Webマンガ部門)をご紹介します。
こちらでご紹介するのは「このヒーラー、めんどくさい」です。ジャンルはコメディ・ファンタジー。煽りスキルが高く、どこまでいってもゲスな神官「カーラ」と剣士「アルヴィン」の異世界コメディです。
詳細
著者:丹念に発酵
発行:KADOKAWA
レーベル:MFC
引用(アマゾン):「え? 回復魔法をかけてくれ?」 「私、命令されるとやる気を無くすタイプなんですよね…」 ニコニコ漫画でカルト的な人気を誇る作品がついに単行本化! 煽りスキルが異常に高いダークエルフの神官・カーラと 彼女に振り回される哀れな剣士・アルヴィンの、異世界ポンコツ冒険者コメディ!
引用はこちら→
おすすめポイントや魅力
煽りスキルが高いダークエルフの神官「カーラ」と彼女に振り回される剣士「アルヴィン」の異世界冒険コメディです。
冒頭で一気に癖になるセンスあるカーラとアルヴィンの掛け合い。この掛け合いで多くの人が引き込まれます。
神官のカーラの一貫した煽りは勿論ですが、カーラのどこまでいっても清々しいゲスさも見どころです。
#次にくるマンガ大賞 Webマンガ部門にノミネートされました。よろしければ投票お願いします!という話https://t.co/QB2UufK3mu pic.twitter.com/KvGHN4sMrv
— 丹念に発酵@コミックス①発売中 (@tannen_h) June 22, 2020
またそのゲスさにしっかり丁寧に付き合う剣士アルヴィンのつっこみのセンスの良さにも注目です。
レビュー等を見ていくと、的確なツッコミがすばらしいという意見が多く見受けられ、「ボケ」のセンスだけではなく「つっこみ」のセンスも素晴らしい作品という事が分かります。ですのでスラスラ読めるという人が多くおり、私も更新を楽しみにしているユーザーの一人です。
しかし、センスある掛け合いがパターン化されている様に感じる人もいて「似たようなやり取り」や「マンネリ化してしまう」という意見も見受けられます。
パターン化されているとはいえ、毎回センスあるボケとツッコミは見ていて飽きないものがありますし、話の起承転結が綺麗なので、いつ読んでも早く次の話が読みたいと思わせる作品だと私は思います。