こんにちは。おつまむです。コロナによる非常事態宣言が解除された北海道。とはいえ、私が勤めているスーパーは、まだまだ大忙しです。
そんな忙しさがいつまで続くのか…と思っていた今日この頃、あまり働きたくない私にとっては朗報。地元スーパーにとっては悲報「トライアル帯広」が2020年5月27にオープンするとの事。さらに緊急事態宣言解除(やったぜ)
場所は帯広の国道沿い、帯広柏陽高校の向かいの元いちまる(現マックスバリュー)跡地になる。
さて、社会情勢が不安定の中オープンするスーパーセンター「トライアル」。果たしてトライアルは帯広でも成功するのでしょうか?
ITを基に活躍する「トライアル」地元のスーパーはうかうかしてられない
2020年5月27日、帯広に大型スーパートライアルがオープンします。住所は→北海道帯広市東5条南3-12-1
トライアルはディスカウントストアの業務を展開する小売業になるが、トライアルの主力は「スーパーセンター」になります。
公式のホームページを見ると、ドラッグストアと、カー用品・家電売り場等、手広く有る模様。基本的には24時間営業で、サービスカウンターが8時~18時、カー用品・家電が9時~22時、ドラッグが9時~21時となっている。(HP→http://www.trial-net.co.jp/shops/view/477)
ではまずトライアルとはどのような小売店なのか。トライアルはITに力をいれた企業で、顧客に発行しているポイントカードからの情報収集は勿論、700台のカメラを設置し、顧客の動きの分析等も行っている。
AIも駆使し人の動きを監視したり、レジ業務や支払い動作を簡略する方法なども積極的取り入れた、新しいスーパーの形態ともいえます。(ウィキ参照→トライアルカンパニー)
さてさて、2020年5月27日にオープンするスーパー「トライアル」ですが、すばらしいのはITの部分だけではありません。価格面においてもかなり優秀です。
とにかくすべてにおいて安い。2018年からの「流通革命」をスローガンにしている為なのか、ITの導入で経費が削減されている為なのか分からないが、一般品や生鮮品においても安い。
業務的にはドン・キホーテに近い感じですが、店舗の場所が真逆なので、帯広のドン・キホーテに影響がでるかどうかは未知数だ。また生鮮においてもどこまで新鮮な物を提供してくるのかもまだ分からない。
おそらく開店してすぐは、生鮮や総菜はかなりの量を仕越しすると思われるので、オープンしてすぐの新鮮さはかなり微妙なラインではあるが、落ちついた時にでも一度見てこようとは思う。
恐らくスーパーの中で一番影響を受けるのが、帯広で特に力を蓄えている「ダイイチ東店」と新鮮な商品を安定して提供し続けている「コープかしわ店」になるのではないのか。
ただこの現状の中、トライアルのこの時期のオープンはかなり向かい風だ。なぜなら、緊急事態宣言が解除され今後外食へ流れ始めるという事、多くのお客さんが自粛期間中に買い溜めをしている事、チラシがとあるお偉いさんから「自粛要請」がかかっている事だ。(チラシ自粛の要因は推測です)
チラシに関しては「自粛」なので、入るかもしれないが、昨日のお客さんの出入り状況を見ると結構買い込んでいるお客さんが多いので、トライアルのオープンを知らない人も多いのではないのか。
そして、5月いっぱいだと思われていた緊急事態宣言が解除されました。解除されたから「トライアル」に行くという選択肢もあると思いますが、チラシ自粛や宣伝自粛の中であまり認知もされていないという点。
さらに、最近できた「バーミヤン」の前を通ってきたのだが、自粛期間中でもあるのにもかかわらず多くのお客さんが来店しており、既に外食にお客さんが流れている点。
これらの点を考えれば、この時期のオープンはかなり不利かもしれません。私は地方民なので分からないのですが、本日あたりもしかしたらチラシを入れるのかもしれませんが。「IT」を推しだしているスーパーなので、ネットチラシを中心にやるのかもしれないですね。
話は変わりますが、他のスーパーではネットチラシを公開しているので、お買い得商品を知りたいのであればそちらの活用も是非。
またトライアルの立地の悪さも向かい風になるのでは?と個人的には思います。国道沿いで一見立地が良さそうだが、車の通りが多くまず入りにくい。
裏から入ろうとするが、あの辺の裏道は入り組んでいて入りにくい。さらに駐車場もそこまで広くないし分かりづらさもある。
おそらく早々に入場制限がかかるのではないのか?と思われます。それで怖いのが「違うスーパーに行くか」となる事。
前にダイイチ白樺店が増床しオープンした時、あれだけ広い駐車場で入場制限がかかった瞬間、お客さんが流れ忙しくなりました。それと同じ事が起きなければいいのですが…
ダイイチが反応。対策を発表
このトライアルオープンを見越して、スーパーダイイチの鈴木社長が反応。以下引用。
(引用元→ダイイチ鈴木達雄社長「帯広でトライアル対策を徹底する」)
またダイイチは旭川と札幌に出店しており、それらのDS対策を活かして対策を実施するとの事。
ダイイチのすごいなと思う事って、地元紙をいつでも巻き込んで地元にしっかりアピールしている事と「後だし」でしっかり勝っているという事ではないのかなと思います。
一万円給付の時も十勝毎日新聞に掲載されていましたしね。そしてトライアル出店が決まった後に出された対策案の一つ「リニューアル」。
恐らくオーケー店は音更にできると噂されている「イオン系」の対策だと思うが、それ以外に3つの店舗を思い切ってリニューアルさせるのはそうそうできない。
緊急事態宣言で外食に流れるのでは?という事、立地条件の不安、実績ある地元スーパーの対策等、不安な要因がある中オープンする「トライアル」。
ITを駆使した激安スーパーは帯広で成功するのか?今後のトライアル帯広東店に注目です。
違う記事も進めて行くスタイル(内部リンクはブログの基本ですね)
★十勝最大規模?スーパーダイイチ白樺店改装オープン!(2019年4月12日カル〇スブログ)
★いくぞ!スーパーの畜産部。サガリの貯蔵は十分か?いらっしゃいませぇぇぇぇぇええ! (2020年5月7日ゴールデンウィーク中の話)
★[非常事態宣言とはなんだったのか]スーパーの肉屋アルバイト店員が語る地獄の4日間(2020年2月27~3月1日)