こんにちは。おつまむです。様々な職業をつまんだ私ですが、スーパーの畜産部でも働いていた事もあります。
大体一年ぐらい肉屋さんで働いたのですが、パートとして働いていたので業務は、ひき肉加工・豚肉の成型・詰め物・一口カツ等の簡単な切りもの・品だしでした。(再就職しました)
つまりそこまで肉の知識はありませんが、そこそこ知識があります。
またそれなりに肉のこだわりもあります。そこで、一人で北海道十勝肉部というのを勝手に作り、北海道十勝の肉情報を発信していこうと思います!
帯広で特に有名な肉屋「五日市」があったり、中札内産の鶏肉や、帯広の豊西牛等々実は十勝は肉の宝庫なのです。
また周辺スーパーでは北海道産・十勝産に限らず、様々なお肉を取り扱っています。
ここでは北海道産や十勝産に縛られず沢山のお肉をご紹介して良ければなと思います。非常にくだらないブログですので、暇つぶしがてら読んで下さいww
まずは肉の部位をご説明!!↓
ステーキ屋の撤退が目立つ一方で焼肉屋が活発!
今回は、外食系の記事できになったものを見つけたので、最近の肉事情を交えつつ、自分なりの考えを述べて行こうと思います。
私が気になった記事はこちら→ステーキより焼肉」、北海道で際立つ飲食店舗の消長
ざっくりいうと、ステーキ宮やいきなりステーキがコロナ等のステーキチェーン店の閉店が目立つ一方で、焼肉店の活動が北海道では活発だという記事です。
またコロナ禍の影響を強く受けたのがステーキ宮といきなりステーキで、いきなりステーキは北海道で全8店舗の展開、ステーキ宮に関しては、北海道から完全撤退しています。
私が住む十勝にも、ステーキ宮といきなりステーキはありましたが、最近撤退しました。その一方で、十勝の焼肉屋は幕別町札内の樹々苑が移転する等、それなりに好調といえます。
最近は焼肉屋が潰れたとかいう事も聴きませんし、この記事の通り十勝も同様の現象が起きているといえるのでしょうか。
ではなぜこのような事が起きているのか?スーパーの畜産で働いている(パートですけど)私が、思う事をご紹介します。
「焼肉屋がすごい」というより「ステーキ屋がしょぼい」
いきなり結論。十勝では焼肉屋の動きが活発なのではなく、全国で展開している一部のステーキ屋がしょぼいという事です。
結局、随分前から帯広・音更にあるビクトリアは潰れていませんし、その他のカツ屋・ステーキや焼肉屋・しゃぶしゃぶ屋はしっかり営業しています。
いきなりステーキもステーキ宮も、帯広のような地方だとうまくやれると思っていた感じはありますが、帯広には五日市を始め優秀な肉の卸売業者が多くあります。
また、音更のすずらん牛や芽室町の未来牛などの質が高い和牛や、ホルスタインですが味わいがある帯広の豊西牛など、十勝はそれなりに肉の宝庫なのです。
その様な十勝のブランド牛のおいしい和牛が優先的に十勝の飲食店に卸されるのですよ?そもそも「味わい」で勝てるわけがないのです。
そしたら、価格の安さやコスパの良さで勝負すると思うのですが、豊西牛を取り扱っているお店と全国チェーンのステーキ屋の肉の価格が変わらないのです。
私は、ホルスタインの豊西牛とアメリカのアンガスビーフどっちを食べる?と聞かれたら、アンガスを食いますが、殆んどの人は「帯広の牛肉なんだ~」と豊西牛を選ぶ人が多いのではないのでしょうか。
まぁ、普通に味付けは豊西牛を提供しているステーキ屋の方がおいしいので、いきなりステーキやステーキ宮には行かないですけど。
それに致命的なのが、価格面・コスパ面で、ステーキ宮もいきなりステーキも完全に「ビクトリア」に負けていたというところですね。
一部の全国展開しているステーキ屋がしょぼいだけで、焼肉屋が流行っているとは思いません。
今後、全国展開している「焼肉屋」が十勝にきても、ステーキ宮やいきなりステーキの様な勢いがない飲食店だと、即撤退という流れになるのではないのか?
いきなりステーキはなぜ帯広から撤退してしまったのか?
ではいきなりステーキの何が良く無かったのでしょうか?
1g○○円みたいに謳っているが、一人や二人で入る店としては、ライス等のセットをつけたら、庶民にはそこそこな金額になる。
肉自体の金額は、いきなりステーキの価格が上がったとはいえ、他と比べたらそこそこ安い。安いが、セット等をつけるとそこそこいい金額になる。
他のステーキ屋と比べたら安い事は安いが、冷静に考えたら割とコスパは良くない。しかし、これは人件費等がかかるからであり仕方がない事なのだ。
結局のところ「味」と「サービス」が良ければ高くても別に良いのだ。「サービス」に関しては、様々なサービスがある様だが、私的にはそこまで大きな魅力的なサービスは無かった。
味については…普通。まぁ、アメリカのアンガスを使っているので、普段から食べているステーキと際して変わらない。実家の様な安心感はある。
でも、そこそこのお金を出して「普通」だったらどうだろうか?正直がっかりしてしまう。
また、タレの味が薄く、正直日本食研のタレを掛けて食った方が美味しいとすら感じてしまう。
結局いきなりステーキの何が良く無かったのかを言いたいかと言うと「普通」すぎたからだ。そもそも値上げをした事で、売り上げが落ちてきたから、地方に活路を見出したらしいが…
ステーキ宮はなぜ十勝から撤退したのか?
ステーキ宮は、音更と帯広にオープンし、音更は即潰れ、帯広はそれなりに粘ったがコロナが流行る前に撤退しました。
いきなりステーキに比べれば肉の値段は高くなるが、宮のタレは割と好きだったし、ドリンクバー等のセットもそれなりに豊富。
ご飯お替り自由だったのもありがたく、一人で行っても結局いきなりステーキとそこまで価格は変わらないし、割とのんびりできる雰囲気もあったので良かった。
複数で言ってもゆったり座れるお店でしたし、立地も良くファミレスよりのメニューだったので、肉が多少高くても特段気にする事もなかった。
ではなぜ撤退したのか。理由は簡単で、似たようなステーキのお店「ビクトリア」の方が、セットやメニューが充実していたから。
結局、最後の方はビクトリアにお客さんをとられ、採算が合わずドリンクは薄くなり、スープの種類は減る等の悪循環に陥り撤退。むしろ持ったなというイメージの方が強い。
肉の価格高騰が始まった今、本当の正念場は”コロナ終息後”
そもそもなぜここまでステーキ屋が増えてしまったのか。まぁ単純に肉ブームが来ていたからですね。
畜産の上司に昔の話を聞くと、昔のメインディッシュのメインは「肉」ではなく「魚」であり、スーパーの生鮮は魚におんぶにだっこだったとの事。
それが、今は魚の事情や(詳しくはしりません)輸入牛の赤身ブーム等がきっかけで、肉が盛り上がっているのです。
ただ、現在肉の価格は某C国の爆買いが始まり、輸入牛・国産牛・豚・鳥に至るまで、すべての肉の価格が高騰しています。
いきなりステーキやステーキ宮は店舗の減少傾向にありますが、本当の正念場はコロナ禍の今ではありません。
コロナが終息した時、某C国の爆買いがもっと激しくなった時です。今のこの苦しい現状をどの様に乗り越えていくのか、今後のいきなりステーキとステーキ宮の戦略に注目です。
内部リンクはブログの基本ですね(にっこり)
ついったー→★元靴屋店員で元リサイクルショップ店員で、今スーパーの肉屋の人(おつまむブログ)
★色弱だけど肉屋で働いているやつwww (2020年5月16日カル〇スブログ)